往診治療
Q 76歳のつくば在住の男性です。脳梗塞で半身麻痺になり、交通手段がなく病院のリハビリに月2回程度しか通えません。マッサージの往診治療も健康保険が適用になると聞いたのですが。
A 当治療院では鍼灸・マッサージの往診治療を行なっています。医師による同意書が発行されると、国民健康保険や協会けんぽ、共済組合保険、健康保険組合の加入者やその扶養家族、後期高齢者は健康保険による治療が受けられます。、マッサージが適応になるのは、脳梗塞や脳血管障害などによる半身不随(筋麻痺、筋硬直)や膝などの関節拘縮。鍼灸が神経痛やリウマチ、五十肩、頚腕症候群、腰痛、交通事故後遺症やそのほか疼痛を伴う疾患です。ただし、病院で薬を処方されている方は鍼灸は実費負担となります。
病院のリハビリは歩行や立ったり座ったりする運動訓練が主で、十分なマッサージまでは行き届かないのが現状です。しかし、筋肉をもみほぐさないでやるリハビリは痛みが伴いつらいばかりです。また、家にいる時も家族は食事や着替え、排泄の世話で精一杯でなかなかマッサージまではできないという声を聞きます。動かさないでいると筋肉が衰えて硬くなり、寝たきりになりかねません。
当治療院では往診専門スタッフがおり、一人につき週2~3回程度往診しています。遠方の患者の場合は、往診治療を行なっている鍼灸治療院をご紹介しますので、お気軽にご相談ください。
市村鍼灸治療院(いちむらはりきゅうちりょういん)
※常陽リビングに掲載されました